ニキビケアの化粧水選びのポイント

 

20代の後半にさしかかる頃から、お肌のトラブルが増え始めます。思春期だけでなく成人しても発症してしまう、「大人ニキビ」。近年、そういった事情に対応すべく、各社からさまざまな化粧水や洗顔液・クリームがリリースされています。

 

お肌のトラブルにお悩みの方で、既に取り入れて対策を施しているものの、なかなか治る気配がない、とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。これから始めるという方も、既に対策を立てるもなかなか良くならないという方も、ぜひこの記事を参考に、化粧水・クリーム選びを工夫してみてください。

 

まず、前提としてこういった「ケア用品」を用いる前に、お肌の保湿が非常に大切という点を覚えておいてほしいです。

 

大切なのは保湿

乾燥肌・オイリー肌、そしてそのどちらでもない普通のお肌の方も、共通で重視すべき点は「保湿」です。お肌のトラブルは、保湿を行っていない限り少しも改善しません。どんな良い農薬や肥料を使ったところで、肝心の土・畑の状態が良くなっていなければ、いい作物が育たないのと同じです。

 

朝起きて顔を洗ったとき、顔がベタついているのでついゴシゴシ強く洗ってしまう方も多いのではないでしょうか。洗顔は、顔の皮脂を落とす大切な役割があります。

 

しかし、洗い過ぎると皮脂が落ち過ぎてしまい、皮脂の本来の役割である「肌の外からの雑菌を、毛穴から侵入するのを防ぐ」という働きがなされなくなり、肌を傷つける原因になるわけです。

 

ゴシゴシこすりすぎない、洗い過ぎないというふたつの点を気にしなければなりません。
そして、洗顔のあとにほとんどなくなった油分・水分を補う役目を果たすのが「化粧水」というわけです。保湿を行うことで、必要な皮脂が失われず、肌を外敵から守ります。

 

使用していなければ、毛穴が汚れで詰まったり、雑菌に対しての皮脂のバリア機能が働かずに、毛穴付近で炎症を起こし、ニキビへと発展してしまう、というメカニズムです。きちんと保湿してお肌を健康に保たないと、いくら薬を塗ったりしても治らず、不潔だから治らないんだと思い込んで顔をゴシゴシ洗い過ぎて逆効果、というケースが非常に多いです。

 

洗顔後5分以内に、必ず保湿することが重要です。

 

スキンケア製品の選ぶポイントとは

 

 

それでは、ケア製品の選び方のポイントを見ていきましょう。一番のポイントは、お肌の保湿・ケアに有効な成分が配合されている製品を選ぶこと。必要な有効成分と、それぞれの働きをみていきましょう。

 

皮脂の詰まった毛穴を好む細菌「アクネ菌」対策の成分は不可欠です。

 

この「アクネ菌」は通常在住している分には問題ないのですが、毛穴が詰まることによって異常に増殖してしまい、それが原因でお肌に炎症が生じてしまいます。そのため、アクネ菌の増殖を抑える殺菌成分の配合が重要となるわけです。

 

次に「サリチル酸」です。比較的軽度な炎症に有効とされている成分であり、先程も登場したアクネ菌を殺菌して、角質を軟化させる効果があります。医薬部外品の製品に配合されており、防腐剤としては0.002%以下の濃度で化粧品にも添加されている成分です。

 

高い抗菌作用と安全性を併せ持つ、実は古くから使われている成分です。
そして、こちらもアクネ菌の増殖を抑えて、さらに皮脂の吸収も行ってくれる「イオウ」が含まれているかどうかも大切です。ただ、殺菌力の強さが魅力ではあるものの、皮脂抑制力も強いため、乾燥肌の方には合わない可能性があるため、注意して選ぶことをおすすめします。

 

また、殺菌・抗菌効果や防カビ効果など、幅広い薬効がある「イソプロピルメチルフェノール」は炎症を抑える成分もあります。カンゾウ根から抽出され、抗アレルギー・解毒作用・抗消化性潰瘍作用、そして皮膚の炎症に効果がある「グリチルリチン酸ジカリウム」、表皮組織を形成し、傷を治癒するために用いられ、また肌を引き締める作用もある「アラントイン」、激しい炎症が起きて赤茶色に変色し、治った後もシミになる確率が上がりますがこれを抑える効果のある「ビタミンC誘導体」、こういった成分が含まれているものを選ぶと良いでしょう。

 

原則的に言えば、肌が炎症を起こしている状態であるため、厳密に言えば化粧品ではなく、薬用成分が配合された「医薬部外品」を導入する、と思っておいた方が良いでしょう。

 

有効成分の効果はそれぞれ違うため、自分のお肌の悩みはもちろん、乾燥肌なのかオイリー肌なのか、弱い成分はないか、といったように自分のお肌に合った成分が配合された商品を見つけることが、完治への近道といえます。

 

また有効成分以外にももちろん、保湿成分に関して言えばかなり重要です。商品の選択肢は多いですが、それだけ自分に合う商品を見つけやすいとも言いかえることができます。

 

まずは、スターターパック・試供品など各メーカーで体験版のようなセットが販売されているので、いきなり大量のものを買うのではなく、サンプル品を利用してみると良いでしょう。